#柴又三丁目女子大生殺人放火事件 推測ファイルの内容チラッと見せますNO2
私がパソコンに向かっていると、いつものように愛猫のオヨヨが近寄り覗き込み、
「ニャーン???おっとう、また売り物のファイルを見せるみせるのかニャ???」
「オォ～オヨヨちょっとだけな」
「マジ!!!! 商品価値が下がるニャ、やめときニャよ・・・・・」
オヨヨは不満そうにブツブツと、ニャンニャ語でぼやいている
「残りの部数の売れ行きがイマイチだしな。前回のチラッと見せの内容で、こんなものかと思われたのかもしれないしな。すべて売れたら終わりにしようと思う」
「ニャン???ということはニャ、重版はしニャいということかニャ???」
「まあ、そうなるかな？」
「でもニャー、読んで人たちがニャ、興味を示してより注文がきたらどうするニャン」
「その時に考えるかな??」
「ニャンか、二ャまらもったいニャ気もするニャ、それでニャにをチラッと見せるのかニャン???????」
オヨヨは興味津々にパソコン画面覗き込もうとして上を見た。ゲージの上から様子を窺がっていた、茶々姫とキョンキョンが
「おっとう、ズルいニャ、オヨヨ、ばっかりに見せて、茶々にも見せてたもれニャン」
「キョンキョンも見たいニャン」
「いいよ、喧嘩しないできいてなよ」
茶々姫とキョンキョンは、あまり仲が良くないが、今日は珍しく二匹で揃っている。主を独占していたオヨヨは、やや不機嫌そうに画面を覗く。
「ニャにニャに、果たして犯行は怨恨か???強盗か????ストーカーか?????ニャるほど??」
「そう、おとっうの推測では怨恨の線が80%、強盗の線が15% ストーカーの線が5%かな比率で分けるとすると・・・・・・・」
「そうニャのか!!!!でも家に鍵が掛かってニャかったから強盗の線も強いんじゃニャいのかニャン」
「確かに。強盗の線もストーカー線あり得るが、家に鍵を掛けなかったということと窃盗目的で強盗犯が忍びこんだ比率は低いと思うな」
「ニャンでかニャ?????」
三匹とも、口を結び、むすがしい顔をして傾ける
「まず、一つは犯行当日の天気だよ。再現放送で犯行時間には朝から降り出した雨が、犯行時間の頃には、より一層雨足が強くなったと言っていた。ということは家の中への在宅率が高いということ、仮に家に鍵を掛けないで外出したのを目撃しても家の中に誰もいないと思って入る泥棒は、少ないのではないかと思うんだよ。かえって警戒心がつのってヤスヤスとは入りずらいかな思うな」
「ニャるほどニャるほど。でも、東京だよ。おっとうニャン」
「そこなんだよ。小学5年の時に住んだことがあるけど、人、人、人で人に酔うような感じで居心地が悪いかったことしか印象にないな。で強盗の線の確率は低いと思うが、時間帯的に空き巣が多く入り込む時間帯で、忍び込みの手口は人がいても入り込むが時間帯としては人の就寝中の夜中が多いからな、でも家の中に誰かいるということは外からでも当時はわかったと思うから、まず入らないと思うな」
「ニャに!!わかったのかニャ!!!!!!ニャんでだニャン!!!!!!!!」
オヨヨが素っ頓狂な声を上げる。茶々姫とキョンキョンは目を丸くして互いを見る
「それは、この家の間取りと近隣の家の立ち並び方だよ。警視庁のホームページでは当日は肌寒い日で他の記事では薄暗い日だっとある。この家は、一階も二階も窓が西側と東側で尚、隣との隙間がほとんどなくて外の日差しが入りにくい一階の道路側から西日が入るが、事件当日は雨で家の中はかなり暗い状態だったはず、だから、この家は一日中、照明を点けて生活していたと思われるから、窓から灯りが零れていたと思う。それに再現放送では玄関のドアは引き戸式になっていたが、実際はドアノブ式だから、外から見栄えは、鍵を掛けていなくても入りづらく見えたと思うし、空き巣や忍び込み専門の窃盗犯が入り込むには、逃げ場が限定されて見つかるリスクが高い。だから強盗犯の線は確率が低いと思うんだよ。専門の窃盗犯はね」
「ニャるほど!!!ニャるほど!!!!!」
「おっとう凄いニャン」
茶々とキョンキョンが後ろ足で立ち上がって前脚で拍手をすると、オヨヨがニャンと二匹に威嚇の視線を向ける
「でも、専門でニャい窃盗もいるのかニャ?????」
「ああいるよ。いわゆる流しの強盗は衝動的に入り込んだいうことさ」
「ニャがしの強盗???それは??どういうことかニャン」
「鍵を掛けない様子を見て思わず家へ入ってしまった奴や、1996年当時は1992年にバブルがはじけて、会社からリストラされた人たちが大勢いて住む家も失い、また仕事への意欲を失ったり、リストラされたことで家族から疎外されて家へ居づらく人たちが大勢いて自殺する人や、河の河川敷でダンボールに包まって寝起きする人たち、いわゆるホームレスと呼ばれた人たちがいた。被害者の家は、中川、江戸川という大きな河の河川敷からちょうど真ん中あたりにあるから、もしも強盗犯の仕業ならば、その確率が高いのではないかと思うんだよ。それに・・・・・・・・」
「ニャン?? それにとは???」
「先日、警視庁が発表した目撃書の人によると、被害者の家の南側の交差点の角に立っていたという男が体格に合わない服を着ていたと似顔絵も公開されたが、この人物が、どうもホームレスのような気がするんだよ」
「ニャーン。ニャるほど、ニャるほど」
オヨヨは息を吐き出しすと、なまら 感心したように肯いた。茶々姫とキョンキョンの二匹も前脚を組み肯いている。本当に猫なのかと思うほどだ。
「でもなあ・・・・・新たな目撃情報の公開が、目撃したと聞いてから約一年も経って公開するとは、警視庁も遅いというかトロイというか??? まるで被害者の命日に合わせているというか、捜査は継続しているというアピール、警察のポーズに感じるのは、俺だけかなと思うわけよ」
「ニャニャニャニャン!!!!!! それを言ったら警視庁にケンカ売るつもりかニャン。た、た
逮捕されたらどうするニャ、ニャまらヤバヤバだニャおっとうニャン」
オヨヨは慌ててパソコンのキーボードに肉球を当てようとする。
茶々姫とキョンキョンも慌てて机の上に飛び乗った
「大丈夫、少しぐらい批判をしてやらないと。事件から25年経っても犯人逮捕できないとは情けない警視庁だよ。まったく。だいたい、おっとうに言わせれば、そもそも、この事件は初動捜査からつまずいていると思うから、なまら・・・・・・・・・」
「ニャニャ!!!!ニャンと!!!!!!!!!!!初動捜査間違っているとニャン!!!!! そいはいったいどういうことかニャン」
「事件から25年、25年、25年だよオヨヨ。何のために被害者の両親が法律まで改正させる運動をして凶悪犯罪に対する時効制度の廃止にしたと思うの。警視庁も悔しかったら犯人逮捕して実績を出せって言うの。民間の会社なら実績が出せないとしてリストラ対象者か部署廃止か左遷だよ。まったく もえ・・・・・・」
「ニャ―ニャーニャーおっとう。おさえてニャ、おさえてニャー、これ以上は・・」
オヨヨと茶々姫、キョンキョンが、かわるがわる顔をスリスリする
「書いていたら、なまら腹立ってきたから、続きは明日アップするよ。今日はここまでだな。お腹も空たから飯食おう」
「ニャン、オヨヨもお腹空いたニャン。ご飯を食べようかニャン」
「茶々も食べさせてたもれニャ、ニャーん銀スプーンパウチのしらす味がいいニャン」
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